鍼灸とは

鍼灸とは身体の特定の点を刺激するために専用の鍼や灸を用いた治療法のことをいいます。 日本で約1500年の歴史がある治療法で、これまでにさまざまな病気の治療や予防に役立ってきました。そして、現代医療が発達した現在においてもその効果と安全性が注目されています。 アメリカ国立衛生研究所(NIH)は「鍼灸療法の各種の病気に対する効果とその科学的根拠、西洋医学の代替治療として効果について有効である」と明記し、世界保健機構(WHO)は複数の病気に対する鍼灸の有効性を認定したため、今では多くの国の医療に取り込まれつつある治療法です。 鍼灸の治療目標は苦痛を緩和し、本来の回復力を引き出すことにあります。それには体表の観察がとても大切で、病気の反応がどのようなところに現れているのかを探り、その反応をもとに治療をおこなって症状の変化を観察します。 鍼で皮膚を擦ったり、皮下に刺したりして刺激を与えて、体に影響を与え体調不良や、体調改善に導く施術方法にあたります。 日本では「鍼灸師」と言う国家資格が存在し、専門的に施術を担当しております。アメリカやオーストラリアでは、看護師や理学療法士や医師の方も、治療の選択肢の一つとして、鍼灸や漢方を取り入れてます。

鍼灸を選ぶ人の主な症状

鍼灸は疲労・こり・しびれ・痛みを取り除くだけでなく、体質改善・内臓不良・免疫力向上・逆子や不妊改善・美容・痩身に有効です。
【神経系疾患】
神経痛・神経麻痺・痙攣・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
【運動器系疾患】
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
【循環器系疾患】
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
【婦人科系疾患】
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
【眼科系疾患】
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
【小児科疾患】
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善
【呼吸器系疾患】
気管支炎・喘息・風邪および予防
【消化器系疾患】
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾

鍼とお灸について

鍼施術

痛みを取る鍼灸

鍼施術はツボに専用の鍼を刺して刺激を与える施術です。鍼は髪の毛程の細さなので痛みはほぼ感じません。刺した鍼による刺激が自律神経系、免疫系などに作用して、筋肉の緊張を緩和し血液やリンパ液の代謝を向上させると共に、ホルモンの分泌を増加させるなど自然治癒力を助けることを目的としています。

灸施術

体質改善の鍼灸

灸施術はツボや患部に熱刺激を与える施術です。お灸に使われる艾(もぐさ)は燃焼温度が低いため、熱くなくむしろ心地いいくらいの温度です。その温熱作用により、血行が良くなります。そのため、血液内の免疫物質を分泌されたり、造血作用が促進されたりして、身体の機能改善や抵抗力向上などに効果があります。

鍼とお灸のツボとは?

東洋医学は「気(生命エネルギー)・血(血 液)・水(リンパ液やその他の水分)」の考えに基づいて考えられ、このバランスが崩れると体調不良や病気を引き起こすと言われています。鍼灸の「ツボ」とは、体内を流れるエネルギーである「気」が臓腑や筋肉、皮膚に働きかけるため体内に張り巡らされている「経絡(けいろ)」を通り、その出入り口である部分「経穴(けいけつ)」のことを指します。ツボは経絡に沿って、全身に点在しています。ツボを刺激することで経絡を流れる気を調整でき、気の流れがスムーズになると、経絡とつながる臓腑が活性化されて、体調が整います。このようにツボや経絡を利用した治療法として、針や灸でツボを刺激する鍼灸、指でツボを刺激する指圧などがあります。 その結果、以下のような効果があります。 ・コリ・しびれ・痛みが和らぐ ・自律神経のバランスが整う ・血流促進 週一回の鍼灸治療を受ける方は、病気の罹患率がかなり下がります。鍼灸は症状が改善するだけでなく 『予防医学』でもあります。

メディカルジャパンだから出来ること

当院では手技だけでは改善しなかった身体の痛み・筋肉のハリやコリ・さまざまな不定愁訴(原因不明の頭痛や動悸など)に対して、鍼とお灸を使った施術を行っております。当院では国家資格を所有する鍼灸師が、非常に細い鍼を使用し施術いたしますので、皮膚に触れている程度の刺激しか感じません。 どの手技施術を受けても痛みが解消されない、今まで原因不明と言われ続け、施術法が見つからない。そんなお悩みを抱えている方への臨床経験が豊富です。
鍼灸は経穴や痛みがある部分や関連する部分にアプローチをするので、もみ返しなどの副作用が少ないのが特徴です。また、薬を必要とせず身体が本来持っている自然治癒力に働きかける施術ですので、身体に優しいのも鍼灸施術のメリットの一つです。

メディカルジャパンの鍼灸介入

なかなか良くならない筋肉性の腰痛の場合

2Dエコー(超音波検査)を用いて検査をします。2Dエコーは筋肉、腱、靭帯などの軟部組織の観察に優れています。
レントゲンやCTには映らない痛みの原因、つまり観察が不可能なトリガーポイント、筋線維、靭帯、腱などの軟部組織が原因の場合、この2Dエコー(超音波検査)が大変有効です。
2Dエコーを使用することにより的確なアプローチが可能になります
治療法【皮下3㎝深部最長筋の傍鍼刺】 血管を圧迫する筋肉に血流改善を促すことで背中の疲労回復・柔軟性が高まる・呼吸が楽になることなどが挙げられます。 最長筋に十分な柔軟性があれば、背骨や肋骨の動きもスムーズになります。 そのため、大きく息を吸ったり吐いたりしやすくなり、呼吸が楽にできるのです。
最長筋の主な働きは、脊髄の神経を守って背骨を支えることです。 また、同じ脊柱起立筋である胸助筋や棘筋と連動して体幹を守り、背筋を伸ばす・横に倒す・体をひねるといった動作をサポートしています。

来院された方の喜びの声

東京都国分寺市 東京都国分寺市 小川 豊子さん
「お灸でお腹の調子が良くなりました」 私は若いころから胃腸の調子が良くなく、腸閉塞という病気を繰り返しておりました。その際に友人の勧めで「お灸」を試してみました。定期的に通ってお灸を足とお腹にしてもらうたびに、お通じが良くなり胃腸の状態が安定してきました。現在は週に1,2回通わさせていただいており、胃腸の状態は全く問題はなくとても嬉しく思います。美味しいものが普通にいただけてお便りがあることがこんなに幸せなんて今までなかった事ですからとても感謝しております。 ※効果には個人差があります

ishikawa 東京都日野市 石川 廣行さん
「あきらめないで良かった」 私は3年前からひどい耳鳴りと下肢の冷えに悩まされていました。特に、耳鳴りに関しては夜も眠れない程で、一晩中「ジー」という不快感が強くありました。いろいろな病院を回りさまざまな方法を試しましたが、一向に良くなりませんでした。そのような中、鍼灸マッサージで体質改善をした結果、耳鳴りが改善したという内容をインターネットで見つけました。少しでも改善したら・・・という気持ちで、「たちかわ総合治療センター」にお世話になりました。 たちかわさんでの施術は、耳鳴りに対して首、肩周辺の鍼灸マッサージと全身のバランスを変える筋力骨格調整といろいろな体操方法などを教わりました。耳鳴り症状は最初強くなった日もありましたが、施術を重ねていくうちに体全体が暖かくなり、耳鳴りは徐々に薄らいでいきました。現在では、ほぼ感じることはなく、夜もしっかり眠れています。本当にあきらめないで良かったと今では思えます。現在では体調管理も含め、10日に一回のペースで通院しております。 ※効果には個人差があります

お気軽にご相談ください 当センターでは、皆さんの気持ちを大切にするため個室を優先的に使用し、国内で最高クラスの鍼であるユニコ社製を使用し、症状の改善・改善に尽力してます。 あなたの症状解決・予防医学に役に立つ、鍼灸を健康管理に生かしてみてはいかがでしょうか。 お気軽にご相談ください。