アロマオイルマッサージ

当院でのアロマオイルマッサージは体の構造を理解した国家資格者が解剖生理学に基づき施術を行うメニューです。 日常の中で感じる倦怠感や疲労感、冷えや浮腫みなどの体の不調の原因は、普段の姿勢やストレスからくるものなど様々です。

特にストレス社会といわれる現代で、長い期間ストレスによる負荷が体にかかることにより、自律神経が乱れて不眠やうつ、冷え、肩こりや腰痛、頭痛、倦怠感、寝ても疲労感が抜けないなどの不調を来しやすいといわれています。

緊張状態に備えるような働きをする交感神経は心拍数・血流量増加、血圧の上昇および消化活動の抑制などをひきおこします。副交感神経はリラックスした状態で働き、心拍数・呼吸数・血流量・血圧の低下をひきおこしたり消化活動を活発にしたりします。ストレスが負荷されると内分泌系に影響し免疫機能の低下が引き起こされます。

オイルを使用して肌表面を滑らせるようにマッサージをすると、リンパの流れや血流促進の効果が高くなります。全身に張り巡らされているリンパ管、その中を通るリンパ液を合わせて「リンパ」と呼び、体内の老廃物を排出、免疫機能などの役目を担っています。

身体に存在する様々なリンパ節に向かって、リンパを流すことで凝りや痛みの解消だけでなく、新陳代謝が向上することによってむくみや冷え性の改善に繋がります。

オイルに精油(アロマオイル)をたすことで筋肉の緩みが出るだけはなく、香りの成分が皮膚や感覚器から体に作用し、中枢神経系を刺激あるいはリラックスさせて自律神経を整える効果や、香りの情報が内分泌系を介してストレス状態に対応したり免疫能に影響を与えたりします。

精油が心身に作用する経路は2つあり、①嗅覚から脳②皮膚や粘膜から血管に入り血液循環によって全身に伝わる経路の2つにわかれます。

嗅覚は人の五感のなかで唯一脳にダイレクトに伝わるもので、香りを嗅覚がキャッチすると感情や本能をつかさどる「大脳辺縁系」や、自律神経系をつかさどる「視床下部」に情報が伝わり、体温や睡眠、ホルモン分泌、免疫機能などのバランスを整えるといわれています。つまりアロマの香りを嗅ぐことは中枢神経系を刺激あるいはリラックスさせる効果や、香りの情報が内分泌系を介してストレス状態に対応したり免疫能に影響を与えたりします。

嗅覚から脳へ伝わる経路

  1. 精油成分が空気中に蒸発して鼻から吸い込まれる
  2. 鼻の中にある嗅上皮(きゅうじょうひ)と呼ばれる粘膜に付着
  3. 嗅細胞から出ている嗅毛(きゅうもう)がキャッチすると、嗅細胞の興奮が起こる
  4. 嗅細胞が興奮し電気的信号(インパルス)となって、情報が嗅細胞から嗅神経に伝わる
  5. その情報(信号)が嗅神経から嗅球、嗅索へと伝わり大脳辺縁系という脳の領域に到達
  6. 視床下部の脳下垂体に伝わり、受け取った香りによって体に作用する物質の分泌を促す

オイルマッサージでの肌を滑らせる手法が脳を刺激して、リラクゼーション効果や安眠導入の効果もあります。弊社が使用しているアーモンドオイルは保湿効果が非常に高いものです。

施術後はホットタオルで拭き取りますが、肌の潤いを保つため、あえて少し残した状態にするので、シャワーを浴びる必要もなく、お気軽に受けて頂きます。

弊社では、解剖生理学など体の構造について3年あるいは4年学んだ国家資格者が施術を行います。筋肉の場所や深さ、リンパの流れ、リンパ節の場所などをしっかり理解した上でないと痛みや疲労感が増すリスクがあります。また、妊婦さんや体の症状により使ってはいけない精油もあるため注意が必要です。 アロマオイルマッサージといっても手法は様々で、何に対してどうアプローチするかが大事です。筋肉の場所や深さ、リンパの流れなど解剖学的部分を理解したうえで施術を行うので安心して施術を受けることができます。

アロマによるリラックス効果とこわばってしまった筋肉が緩むことにより呼吸が入りやすくなり、血流改善され冷えや浮腫みの改善がされます。 体がリラックスして筋肉の緊張や体の循環改善がされることで、深い呼吸がしやすくなったり、睡眠の質があがったりするので疲労もたまりにくくなります。

体の疲労やストレスを軽減して輝かしい日々を送りましょう!

こんな方にお勧め

  • 疲労回復
  • 冷え性
  • ストレス解消
  • 不眠
  • 美容